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オデッセイ

AI-ONE SQUARE 2 SQUARE CRUISER DOUBLE WIDE

2025年発売
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結論

Ai-ONE Square 2 Square Double Wide Cruiserは、センターシャフト構造とワイドで長めのブレード形状を組み合わせた高MOI(ヘッドのブレにくさ)設計のマレットパターだ。フォワードシャフトリーン(シャフトの前傾角度)3.3度が自動的にハンドファースト(グリップがヘッドより先行する構え)を作り、ストローク中のフェース面の開閉を抑える狙いを持つ。White Hotウレタン層由来の柔らかい打感を評価する声が複数メディアで共通する一方、シャフトが左に傾いて見える独特の構えには賛否が割れる。見た目に慣れるまでの期間を許容できるかが、購入判断の分岐点になる。

総合評価

まず押さえておきたいのはヘッド構造だ。アルミバッカーに溝入りWhite Hotウレタン層を共成形するAi-ONEフェースは、オデッセイの定番フィーリングをこのモデルでも再現しているとされる。ワイドで長めのブレードにより非常に高いMOIを実現し、AIで設計されたバッカー面の凹凸形状がオフセンターヒット時のボールスピードのばらつきを抑える方向に働く。芯を外した瞬間の手応えが軽くなる、という打感の一貫性は複数レビューで共通して触れられている。

操作性の核はセンターシャフト構造にある。重心面の真上にシャフトが位置することで、ヘッドはトゥアップ(つま先側が浮く)バランスとなり、ストローク中もパスに対してフェースがスクエアを保ちやすい。この特性を著者自身が実際に確認し効果に同意したという記述もある。理論上はホールアウト率の向上につながるとされるが、これはメーカー・レビュアー側の主張であり、万人に同じ効果が出ると断定はできない。

一方で評価が分かれるのはアドレス時の見た目だ。シャフトがヘッドに入る角度が独特で、「左にしか向かない」「かなりの違和感」と感じるレビュアーがいる。3.3度のフォワードシャフトリーンによる設計上の狙いだが、構えに慣れるまでは戸惑う人が一定数いる。ヘッドサイズについても「大きめ」「でかい」という指摘が複数あり、見た目の好みで評価が割れるギアだ。

各メディアの試打レビュー統合

打感について書く。あるレビューはWhite Hot Urethane製のAi-ONEフェースインサートを「非常に柔らかい」と評し、他のAi-ONEパター経験から予想した以上に柔らかいと述べている。別のレビューも同じフェース設計をオデッセイの定番フィーリングの再現として紹介しており、打感の柔らかさに関する評価はメディア間で一致している。ボールを乗せて運ぶような感触、と表現できる打感だ。

寛容性(打点ばらつきへの強さ)はどうか。大型モダンマレット形状と高MOI設計により、ミスヒットが「ほぼ問題にならない」レベルの一貫性を実現しているという評価がある。AIで設計されたアルミバッカーの凹凸形状がフェース面全体で安定したボールスピードを狙う設計思想とも符合する。芯を外してもボールが失速しにくい、というのがこの手のワイド・高MOIマレットに共通する体感だ。

操作性とスクエア維持については肯定的な声が目立つ。「今までよりボールの近くに構える事ができ更に真っ直ぐ引けるようになった」「まっすぐ引いてまっすぐ出す、というのはやりやすい」という体験談がある。Square 2 Squareテクノロジーがストローク全体でフェースをスクエアに保ちやすくする設計であることと符合する内容だ。距離感についてはストロークラボ90シャフトのカウンターバランスウェイトが助けになるとされているが、この点への言及は一部メディアにとどまる。

疑問符が付くのはゼロトルク(構えたときのねじれにくさ)周りの評価だ。センターシャフト構造による「トゥアップ・バランス」がゼロトルク的な特性を持ち安定しやすいという肯定的な記述がある一方、「ゼロトルクの恩恵も少なそう」と他のダブルワイドシリーズと比べて懐疑的な意見も出ている。同じ構造的特徴に対する解釈がレビュアーによって割れており、この点は評価が分かれると言うほかない。

アライメント(照準)補助についても指摘がある。トップラインの3ドット表示や小さな照準マークはあるものの、フランジ上に明確な照準ラインがなく、著者はもう少し補助が欲しいと感じたと記している。同ブランドの他モデルにある照準補助と比べると簡素だという指摘だ。

向いている人 / 向かない人

機能重視で見た目の違和感を受け入れられる人には向く。シャフトの入り方が独特でも、構えに慣れれば見た目も正常に感じられるようになるという記述があり、著者や周囲が実際に試して効果に同意したとも述べられている。ゼロトルク系パターを一度試してみたいゴルファーにも選択肢になる。フィッティングでシャフト長やヘッド内蔵ウェイトを自分に合わせて調整できる点も、機能重視派には利点だ。

逆に、見た目の第一印象を重視する人には向かない可能性がある。ヘッドが大きいこと、シャフトが左に傾いて見えることへの違和感は複数レビューで共通して挙がっており、「ヘッドが大きすぎる」として手放しを検討する声もある。この形にビビッときた人は買っていい。逆にピンときていないなら、無理に慣れようとしなくていい。

照準ラインの物足りなさを気にする人も向かない側に入る。フランジ上の明確なラインがなく、著者自身がもう少し補助が欲しいと感じている。アライメントを目視の手掛かりに頼るタイプのパターゴルファーには、この簡素さがストレスになりやすい。

スペック✓ メーカー公式照合済

発売年2025年

数値の意味(あなたへの影響)

ヘッド重量380g、長さ38インチ、グリップ17インチというCruiser仕様の数値は、あえて短く持って使うことを前提とした設計だ。標準より長い分をチョークダウン(短く持つ)で吸収する使い方になる。構えたときにグリップが手元に近く感じられ、ストロークの支点が安定しやすい体感につながる。

項目数値
ヘッド重量380g
標準長さ38インチ
グリップ長17インチ
シャフト前傾角(フォワードシャフトリーン)3.3度

3.3度のフォワードシャフトリーンとは、シャフトがアドレス時に前方へ傾いて取り付けられている角度のことだ。この角度がハンドファーストを自動的に作り、インパクト時にフェースが開くのを抑える方向に働く。構えた瞬間、手元がボールより先に出ている感覚がある人は違和感を覚えやすい。慣れるまでの数球は、いつもと違う「グリップが前」の感覚に意識を向けるといい。

歴代・競合の位置づけ

ダブルワイドという名の通り、このモデルはSquare 2 Squareシリーズの中でも長尺・重量級に振った一本だ。センターシャフト構造とゼロトルク的特性の評価はシリーズ内モデル間で一様ではなく、「恩恵が少なそう」という懐疑的な見方が出ている点は他のダブルワイド系との比較の中で語られている。均質な満足度が保証されたシリーズではない、という前提で選ぶ必要がある。

アライメント補助の充実度で見ると、同ブランドのNo.7 FangやJailbirdといった他モデルには明確な照準補助が備わっているのに対し、このモデルはトップラインの3ドットとフェース上部の小さなマークにとどまる。目視のガイドを重視する層には見劣りする作りだ。

打感の系譜としては、Ai-ONEシリーズ共通のWhite Hot Urethaneインサートを引き継いでいる。過去のAi-ONEパターを経験した人ほど、その柔らかさが「予想以上」に感じられるという声もあり、シリーズを通じた打感の一貫性は保たれている部類だ。

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よくある質問

このパターはどんな人に向いていますか、逆に向かない人は

センターシャフト構造とゼロトルク的なバランスで、まっすぐ引いてまっすぐ出すストロークを安定させたい人に合う設計になっている。一方でシャフトが左に傾いて見える独特のアドレスや大型ヘッドの見た目に抵抗がある人は、構えた瞬間に違和感を覚えやすい。

つかまりや直進性の傾向はどうですか

Square 2 Squareのテクノロジーにより、ストローク中もフェースがスクエアを保ちやすい方向に設計されている。3.3度のフォワードシャフトリーンでハンドファーストが自然に作られ、インパクトでフェースが開きにくい。

同シリーズの他モデルや従来のDouble Wideと何が違いますか

シャフトがヘッド重心の真上を通る独特の入射角でゼロトルク性を狙っている点が特徴だが、その恩恵を他のDWシリーズほど感じにくいという声もある。フランジ上に照準ラインがなくフェース上部の小さなマークのみのため、照準補助を備えるNo.7 FangやJailbirdとはアライメントの見え方が異なる。

寛容性やミスヒットへの強さは実際どうですか

ワイドで長めのブレード形状と高MOI設計により、オフセンターヒットでもボールスピードのばらつきを抑える狙いで作られている。AIで設計されたアルミバッカーの凹凸形状もフェース全体の安定に寄与している。

中古でこのモデルを探すとき注意することは

ロフトやライ角は調整できない仕様なので、中古を選ぶ際は自分のストロークに合う長さかどうかを先に確認したほうがいい。シャフトの傾きが独特で構えた印象に慣れが必要なため、試打なしで見た目だけで判断すると違和感が残ることがある。

シャフトやセッティングはどう考えればいいですか

新開発のSL 140 Stroke Labスチールシャフトを採用し、ヘッド重量380g・長さ38インチ・グリップ17インチというCruiser仕様になっている。あえて長めに作られているため、そのまま構えるのではなく短く持つ前提でセッティングを考える必要がある。

購入タイミング・型落ち

このモデルはシャフト長・ヘッド内蔵ウェイトで自分に合わせて調整できる。購入前に試打とフィッティングを通じて、自分の背丈・ストロークに合うセッティングを確認しておくことが強く推奨されている。ロフト・ライ角自体は調整できない仕様なので、その点は事前に把握しておく必要がある。

見た目に慣れが必要なタイプのギアである以上、数球打っただけで判断せず、複数球を続けて打って構えの違和感が消えるかどうかを確かめたほうがいい。違和感が残るなら無理に選ばなくていい。価格に見合う内容かどうかは、この慣れの過程を経てから判断するのが筋だ。

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編集方針・出典

本記事は複数の試打レビュー(海外・日本のメディア/動画)とメーカー公式情報を GolfEdge 編集部が総合し、要点を再構成したものです(単独実機試打ではありません)。スペック数値はメーカー公式と照合しています。最終更新: 2025年モデル情報を含む。

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