ゴルフ用メンズ日焼け止め SPF選びとラウンド中の塗り直し
目次
ゴルフの日焼け止め、メンズが感じる三つの不安
「日焼け止めは女性が使うもの」というイメージは、男性ゴルファーの間でいまも根強いと言われる。屋外で4〜5時間を過ごすスポーツでありながら、UV対策を後回しにしてしまう男性は少なくない。だが紫外線量は性別で変わらない。
男性ゴルファーが日焼け止めを使わない理由は、大きく三つに分かれる。
- ①心理的ハードル: スキンケアへの馴染みがなく、店頭で選び方がわからない
- ②使用感への不安: べたつく、白浮きする、香りが強そうというイメージ
- ③使い勝手の問題: ラウンド中に塗り直す手間をかけられない
実際には、今のメンズ向け日焼け止めはこれらを解消した設計になっているものが多い。一般に、紫外線によるダメージは蓄積するとされており、長期的に放置すると肌老化・シミ・乾燥につながりやすいと言われている。毎ラウンド4〜5時間を屋外で過ごす生活スタイルを考えると、実利的な対策として検討する価値がある。
なお、肌に強い赤み・水ぶくれ・持続するヒリヒリ感が出た場合は、市販品での自己処置を急がず皮膚科を受診すること。
春秋は安全という思い込みと、なぜメンズは塗らないのか
ゴルフのオンシーズンは春(4〜6月)と秋(10〜12月前半)。「真夏じゃないから日焼け止めは不要」と判断している男性ゴルファーは多い。これは誤りだ。
東京の月別UVインデックスの年間推移(気象庁データをもとにした各種調査)を見ると、4月・5月の紫外線量はすでに夏に近い水準まで上昇している。秋も10月中旬まで高い状態が続く。年間を通じてゴルフをするなら、日焼け止めは通年マストと捉えるのが正しい判断だ。
「白浮きしそう」という不安については、今のメンズ向け製品で解消できる。酸化チタン・酸化亜鉛を使うミネラルタイプは従来白くなりやすかったが、化学フィルター(有機系UV吸収剤)を主体にした製品は肌に透明になじむ。ライトテクスチャ・無香料・ノンコメドジェニック処方(ニキビのもとになりにくい)を謳うメンズ向け製品は、肌に乗せても「塗った感」がほとんどない。
べたつきが嫌いなら、ジェルまたはウォータリーミルクタイプを選ぶ。クリームタイプより油分が少なく、汗ばんだ状態でも不快感が出にくい設計だ。
メンズゴルフの日焼け止めによくある疑問に答える
ゴルフでSPF・PA値はどれを選べばいいか?
ゴルフラウンドにはSPF50+・PA++++を選ぶ。SPFはUVB(日焼け・赤みの原因)に対する指数、PAはUVA(一般に肌老化・シミの原因とされる)を防ぐ指標で、「++++」は日本の規格で最高ランクにあたる。4〜5時間の連続屋外環境では、最高グレードを基準にするのが合理的である。
「SPF30で十分」という声もあるが、発汗・皮脂で膜は時間とともに薄くなる。最初から高SPFを選んでおく方が、ラウンド中の余裕が生まれる。ただし、SPF50+の製品が肌に合わない場合はSPF30〜40の低刺激処方品を使うか、皮膚科で相談するのが現実的な対処だ。
ベタつかないメンズ向け製品はあるか?コスパはどう判断すればいい?
ある。ジェルまたはウォータリーミルクタイプから入るのが基本だ。
コスパの計算も補足しておく。顔全体への適正使用量は1〜2ml、首・両腕を含めると1回あたり4〜5ml程度が目安(編集部試算)。18ホールラウンドで2回塗り直しすると計3回使用、計12〜15ml消費する。50ml入り製品なら3〜4ラウンド分になる計算だ。1本2,000〜2,500円台の製品であれば1ラウンドあたり500〜800円。この水準なら「続けられる」と判断できるコスト感だ。
商品価格は2026年5月時点の参考情報であり、セール時期や季節によって変動する場合がある。
ラウンド後の日焼けケアはどうすればいいか?
日焼け後ケアは、当日中に三つのステップで完結させる。
- 冷却: 帰宅後すぐに冷水または保冷剤をタオルに包んで顔・首・腕を5〜10分冷やす。一般に日焼け後は炎症状態にあるとされており、まず熱を取るのが基本だ
- クレンジング・洗顔: ウォータープルーフ製品はオイルクレンジングで確実にオフする。落とし残しは翌日の肌荒れにつながりやすい
- 保湿: 一般に日焼け後は肌のバリア機能が低下しやすいとされている。化粧水→乳液またはジェルの順で補う。ヒアルロン酸・セラミド配合の製品が肌の回復を助けるとされている
強い赤み・水ぶくれが出た場合は、早めに皮膚科を受診すること。
ラウンド中の塗り直し ― 顔・首・腕をどう守るか
塗った日焼け止めは、汗と皮脂で時間とともに薄くなる。ウォータープルーフ(耐水性)表示の製品でも、4〜5時間のラウンドを塗りっぱなしで乗り切ることはできない。塗り直しの目安は2時間ごと。ハーフターン後(9番終了後)と最終ホール前後の2回を、最低ラインとして確保したい。
問題は「どこを・どうやって」塗り直すかだ。ゴルフで日焼けしやすいのは顔・首の後ろ・腕の3か所で、それぞれ守り方が違う。
顔は、グリーン上でミルクやクリームを手に出して伸ばすのは現実的に難しい。ここでスプレータイプが効く。バッグのサイドポーチに100ml以下を1本入れておき、帽子を外して顔の5点(両頬・額・鼻・あご)に短くスプレーしてから指でなじませる。目周りは吸い込みを避けるため、直接吹かず指でフォローアップするのが安全だ。ここまで3〜4秒で終わる。
首の後ろは塗り忘れの最多ポイントだ。アドレスで下を向くたびに、えり足から首筋にかけて真上から陽を受ける。スプレーを首の後ろへ回し、手のひらで一度押さえてなじませる。
腕は面積が広く、汗で最も流れやすい。半袖でプレーするなら前腕から手の甲までスプレーで往復させる。塗り直しの手間そのものを減らしたいなら、後述するUVカット素材のアームカバーで物理的に覆ってしまうのも現実的だ。
帽子そのものもUV対策の一部だ。つば広タイプは顔と首に日陰を作り、塗り直しの回数を抑えられる。汗を吸うスポーツ素材を選ぶと、流れ落ちた日焼け止めが目にしみるのも防ぎやすい。
ラウンド当日の行動を4ステップで整理する
Q&Aを踏まえた実行フローはシンプルだ:
- 前日夜: バッグのサイドポーチにスプレー1本(100ml以下)と顔用ミルク・ジェル1本を入れておく
- ティーオフ30分前: 顔の5点にミルク・ジェルを置き、外側に向かって均一に伸ばす。首・腕も必ず
- 9番終了後: スプレーで顔・首に2〜3秒塗り直す
- ラウンド後: 冷却→クレンジング→保湿の3ステップを当日中に完了
日焼けで肌がヒリヒリした状態は集中力の低下に直結する。スイングの再現性を上げるには体の準備が前提で、それはドライバーのアドレスとセットアップの精度と同様、ラウンド前の習慣として組み込む方が効果が出やすい。
肌が敏感な人と、まだ買わなくていいケース
スプレータイプが苦手・アルコール系の刺激を感じる人は、ノンケミカル(UV吸収剤不使用)のミネラルタイプを選ぶのが現実的だ。やや白浮きしやすい製品が多いが、腕・首への使用には問題ない。全成分表示で「アルコール(エタノール)」「香料」「パラベン」の有無を確認する習慣をつけると、肌トラブルのリスクを下げやすい。
UVカット素材のゴルフウェアとの組み合わせも効果的である。UPF50+表示のあるポロシャツ・アームカバーを使えば、腕への塗り直し頻度を減らせる。「日焼け止めが面倒」と感じる場合は、ウェアで面積をカバーしてから顔・首に絞る運用の方が長続きしやすい。
腕だけを集中して覆いたいなら、着脱しやすいUVカットのアームカバーが手軽だ。半袖の上から付け外しでき、汗をかいても塗り直しの手間がない。指先までカバーするタイプなら手の甲の日焼けも防げる。
最初の一本を選ぶための基準、これだけ押さえれば迷わない
選択肢が多すぎて動けない人へ。ゴルフラウンドに絞ると条件は明快になる。
SPF50+・PA++++・ウォータープルーフ・ジェルまたはウォータリーミルクタイプ・100ml以下のスプレー。この5条件を満たす製品を一つ選べば、それが正解だ。「どれでも一緒」ではなく、この基準で絞るだけで選択肢は一気に狭まる。
比較や迷いが残るなら、ゴルフのアライメントとセットアップの合わせ方と同様、「まず基準を一つ決めて試す」方が答えは早く出る。頭の中だけで完結させず、次のラウンド前に一本だけ買って使ってみる。それだけでいい。
よくある質問
- ゴルフでSPF・PA値はどれを選べばいいか?
- ゴルフラウンドにはSPF50+・PA++++を選ぶ。SPFはUVB(日焼け・赤みの原因)に対する指数、PAはUVA(一般に肌老化・シミの原因とされる)を防ぐ指標で、「++++」は日本の規格で最高ランクにあたる。4〜5時間の連続屋外環境では、最高グレードを基準にするのが合理的である。
- ベタつかないメンズ向け製品はあるか?コスパはどう判断すればいい?
- ある。ジェルまたはウォータリーミルクタイプから入るのが基本だ。
- ラウンド後の日焼けケアはどうすればいいか?
- 日焼け後ケアは、当日中に三つのステップで完結させる。
参照元
- 【徹底比較】メンズ用日焼け止めのおすすめ人気ランキング【2026 ... | my-best.com
- ゴルフ男子必見!ワンランク上の紫外線対策ができる日焼け止め ... | depaco.daimaru-matsuzakaya.jp




